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物価と実際のお金

フィリピンは日本に比べると物価が安いです。
セブではローカル食であれば1食50円くらいで食べられるところも多くあります。
日本の最低賃金は東京だと時給で960円近くになります。
セブでは800円くらいです・・・日給。

そりゃ日本人のことをみんなお金持ちと勘違いされるのもわかります。
特に、観光旅行客や日本から駐在で来て金銭感覚がまだない人にとって、居酒屋で飲みに行って2500円だったらそんなに驚かないけど、セブで1000ペソの飲み代は結構な感覚です。

海外に行って楽しいのはこの物価の違いです。
もちろん日本より物価の高い国も多くありますが、フィリピンのように物価の低い国に来ると普段はできないようなことができたりします。

ビジネスの面でもこの物価は大きなファクターになり、多くの日系企業は安い労働力を期待してフィリピンに進出してきます。

フィリピンに貢献するために、相場の1.5倍くらいの給与を出しても日本から見たら半額以下の水準なんてことも多々有ります。
もちろん再三言ってきてるようにその値段出して日本と同じクオリティーと期間で仕事が終わるかどうかというのはまた別の問題なのですが、それでもその分をうまくコントロールできればこれほど面白いことはありません。

日本から見て安い労働力、フィリピンから見て贅沢なほどの資金力を提供できて初めてWINxWINな関係が成り立ちます。

日本からは資本投入でフィリピンの国力を高めて、フィリピン側からは生産性を提供する良い関係が長く続くと良いですね!

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